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ヒルドイドクリームに副作用はある?

美しい女性

保湿効果や血行促進など、肌によいさまざまな作用を持つヒルドイドクリームですが、副作用などはあるのでしょうか。ヒルドイドクリームは、さまざまな皮膚症状の治療に用いられている非常に一般的な医薬品です。安全性が高く、重篤な副作用を引き起こすリスクはほとんどない皮膚用の外用薬として広く使用されています。しかしどれほど安全性が高いものであっても、100パーセント副作用が起きない、と言い切ることはできないものです。ヒルドイドクリームについても、ごく少ない頻度ではありますが、副作用があらわれたケースが報告されています。

ヒルドイドクリームの副作用として報告されている症状は、皮膚炎やかゆみ、発疹、赤身などです。これらの発生頻度は1パーセント以下だとされており、その確率は非常に低いものとなっています。いずれの症状もあまり重大なものではなく、頻度も低い状況となっていますので、あまり気にする必要はないかもしれません。赤身やかゆみ、発疹などの症状が複合的に起きる場合も多いとされています。もしもヒルドイドクリームを使用している際にこうした症状があらわれたら、すぐに使用停止して皮膚科に相談をすることが大切でしょう。

なぜ安全性の高いクリームで皮膚炎などの症状が引き起こされてしまうのか、その理由としてアレルギー反応が挙げられます。アレルギーは、体が異物に対して過剰な免疫反応をしてしまうというものです。体にとって悪いものでなくても、免疫がそれを異物と判定してしまえば、炎症などの反応によって排除する働きが生じます。

医薬品や化粧品に対するアレルギー反応は、誰にでも起こりうるものです。異常に気がついたらすぐに使用をやめ、医師の診察を受ける必要があります。アレルギーは生まれつきの体質によるものというイメージがありますが、大人になってから発症するケースも多くあるので注意しなければなりません。以前から使用していたためアレルギーが起きるはずがない、と考えてしまうと気付かぬうちに症状を悪化させてしまう可能性があります。皮膚疾患のために長くヒルドイドクリームを使用しているという場合であっても、症状に気がついたら油断せずすぐに使用中止し、医師に相談するなどの対処を行いましょう。

赤身やかゆみといった症状は、ヒルドイドクリームが持つ血行促進効果によって引き起こされることもあるといわれています。有効成分であるヘパリン類似物質が、血液の流れを促進することによって、一時的にこうした症状があらわれるのです。たとえば走ったり、サウナに入ったりといった日常的な行為でも、血行が促進され顔や手が赤くなることがあります。同じように、ヘパリン類似物質によって血液の流れがよくなれば、皮膚が赤くなったり、ほてったりといった症状が起きることもあるでしょう。もともとかゆみがある部位に血液が多く流れ込めば、感覚が増幅されることも考えられます。血行促進効果によって引き起こされるこうした症状は一時的であることが多く、時間が経過すればじきに抑まっていくでしょう。様子を見ても赤身がひかない、抑まらないといった場合には別の原因があることも考えられますので、医師に相談する必要があります。

副作用の報告数そのものは非常に少なく、そのリスクはかなり低いと考えられます。報告されている症状の内訳も軽度なものがほとんどとなっていますので、基本的には安心して使用できる医薬品だといえるでしょう。しかしちょっとした副作用であっても、大したことがないからと無理に使い続けていれば悪化を招く可能性があります。肌に異常を感じたり、かゆみなどの症状が強まったりしたら無理に使用を継続しないことが大切です。