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ヒルドイドクリームの効果とは

肌がきれいなので嬉しく笑う女性

ヒルドイドクリームには保湿効果血行促進、そして傷跡の修復を促進するという三つの作用があります。まず注目したいのが、ヒルドイドクリームが持つ非常に素晴らしい保湿効果です。

保湿というと、ヒアルロン酸やコラーゲンといった成分をイメージされる方が多いのではないでしょうか。ヒアルロン酸やコラーゲンは、肌に潤いを保持してくれる効果を持つことから広く知られている成分です。とくにヒアルロン酸は、角質層の奥まで届き、優れた保水性を与えてくれる成分だといわれています。しかしヒアルロン酸は、角質層に保湿性を与えて水分を保持することはできますが、真皮まで浸透することはできません。このためヒアルロン酸が配合された化粧品で保湿ケアを行っても、時間が経過すると再び乾燥してしまうといったことも起こります。

ヒルドイドクリームの有効成分であるヘパリン類似物質は、角質層の奥まで届きやすいとされているヒアルロン酸よりも、さらに奥まで浸透できるという特徴を持っています。基底層と呼ばれる奥深い部分の細胞まで届き、皮膚の健康を促進してくれるのです。また保湿効果の持続時間が長いため、肌の潤いを長時間キープできるという特徴も持っています。化粧品によるケアで改善できない強い乾燥の症状が表れている肌に、最適な医薬品だといえるでしょう。

保湿効果によって皮膚に潤いをプラスしてくれるだけでなく、ヒルドイドは肌に血行促進効果を与えてくれます。肌荒れが生じやすい、一度荒れてしまうとなかなか治らない、そんな場合には血行が滞っているのかもしれません。血液は、栄養素や酸素を運搬し、二酸化炭素や老廃物を運び出す役割があります。血液のめぐりが悪くなれば、皮膚細胞に届くはずの栄養素も十分に行き渡らなくなり、荒れた部分をすみやかに回復させることもできないでしょう。血行不良によって皮膚の新陳代謝が低下すれば、ニキビなどのトラブルも生じやすくなります。炎症後の跡が治らない、傷跡が残りやすいといった問題も起きやすくなるでしょう。ヒルドイドには、血液凝固抑制という作用があります。血液の凝固を抑制して血を流れやすくしてくれる、という作用です。この作用によって血行を促進し、肌トラブルの改善をサポートしてくれます。

ヒルドイドクリームはもともと、皮膚炎の治療や傷跡のケロイド化を防ぐために開発された医薬品です。このため古い傷跡を目立たなくしたり、ケロイド化を抑制したりする効果も持っています。固く盛り上がってしまったニキビ跡や、角質化した傷跡を改善し、健康な状態へ戻す目的で使用されているのです。傷跡がケロイド化してしまう原因の多くは、炎症によってコラーゲンが過剰に作られてしまい、赤みや盛り上がりを形成してしまうことにあるとされています。ヒルドイドクリームの有効成分であるヘパリン類似物質は、コラーゲンを作り出すもとである線維芽細胞の生成を抑え、コラーゲンの過剰分泌を防いでケロイド化を抑制してくれるのです。さらに血行促進効果によって皮膚の代謝を促し、傷跡の目立たないきれいな状態へと導いてくれます。

肌荒れの改善や皮膚炎の治療、そしてケロイド化の抑制などヒルドイドクリームには優れた効果がいくつも備わっているのです。アトピー性皮膚炎や肥厚性瘢痕、乾燥による皮膚のひび割れなど、さまざまな症状の改善に用いられています。優れた保湿性を持つクリームですが、ベタつきが生じにくく使いやすいといった特徴も持っているのが魅力です。油分を感じさせない使用感で、肌にしっかりと馴染んで保湿効果を与えてくれます。肌に生じるさまざまな症状を抑制、改善してくれる優れた医薬品の一つだといえるでしょう。